top of page
yell ロゴ
  • Instagram
  • X

高校生が主役!クラウドファンディングで社会を変える3つの事例

高校生が主役!クラウドファンディングで社会を変える3つの事例

高校生が主役!クラウドファンディングで社会を変える3つの事例

25/2/18 3:00

高校生が自分たちのアイデアを形にし、クラウドファンディングを通じて社会に貢献する―そんなニュースを耳にしたことはありませんか?

今回は、国内最大手プラットフォームCAMPFIREで見事にプロジェクトを成功させた高校生たちの事例をケーススタディ型でご紹介します。
※群馬県以外の事例です

若い情熱と創意工夫がどう結びつき、目標達成に導いたのか?

各プロジェクトの課題・具体的な取り組み・成果に注目しながら見ていきましょう。

1. 夜の通学路に光を灯すプロジェ��クト

1. 夜の通学路に光を灯すプロジェクト

【背景・課題】

  • 千葉県立佐倉南高校の定時制夜間部の生徒たちは、暗くて危険な夜間の通学路に不安を感じていました。

  • 通学路の照明設備を増やす予算や、行政の迅速な対応には限界があるため、「自分たちでできる解決策はないか?」と模索していたのです。

【取り組みの内容】

  • 生徒たちが着目したのは、足跡型の蓄光パネル。夜でも淡く光るパネルを路上に設置することで、視覚的に楽しく安全対策を行おうと考えました。

  • 予算を賄うためにCAMPFIREで目標金額50万円のクラウドファンディングを始動。SNSや学校内外で広くPRを行い、支援者を募りました。

【成果】

  • 最終的に**927,000円(達成率185%)**を集め、目標を大きく上回る成功を収めました。

  • 蓄光パネルの設置により、夜間部の生徒だけでなく、近隣の住民からも「安心できる」と好評を得ました。

  • 高校生たちは企画から運営まで主体的に行い、地域社会の課題解決に大きく寄与した好例です。

詳細はこちら

2. 地元特産の牡蠣を使った商品開発プロジェクト

【背景・課題】

  • 石川県の穴水高校の生徒たちは、地元の特産物である「牡蠣」の魅力を十分に活かしきれていない状況に気づきました。

  • 地域ブランドを高めて経済活性化につなげるため、地元NPO法人や学校との連携で、新商品の開発を目指すことに。

【取り組みの内容】

  • 生徒たちは地元NPO法人や専門家と協力しながら、牡蠣を使った新しい商品を企画。加工方法やパッケージデザインなども、学生目線でアイデアを出し合いました。

  • その資金を集めるためにCAMPFIREを活用し、商品の試作費やプロモーション費用を募るプロジェクトを立ち上げました。

【成果】

  • 生徒たちの地元愛と熱意が話題を呼び、学校の授業とも連携しながら無事に資金を集めることに成功

  • 商品開発プロセス自体が地元メディアに取り上げられ、プロジェクトを知ってもらうきっかけが増えました。

  • 完成した商品はイベントやSNSを通じて広まり、地域資源の魅力を全国にアピールする一助となっています。

詳細はこちら

3. オンライン無償塾「GET」開校プロジェクト

【背景・課題】

  • 全国の高校生28名が集まった団体「Get CHANCE」は、教育格差の存在を深く憂慮していました。

  • 経済的な理由や地域格差で塾に通えない学生に、無償の学習機会を提供したいという想いから、オンライン塾の立ち上げを決意。

【取り組みの内容】

  • 完全無償のオンライン塾「GET」を設立し、誰でも気軽に学べる環境を作ることを目標に設定。

  • 目標金額655,111円を掲げてCAMPFIRE上でクラウドファンディングを実施し、SNSや各種メディアをフル活用して支援を呼びかけました。

【成果】

  • 最終的に202,000円を集め、目標金額には届かなかったものの、一定の資金を得てプロジェクトを実施。

  • 多くの高校生や社会人ボランティアが参加し、オンラインでの授業動画・学習サポート体制を構築。

  • 支援額よりも大きな意義として、全国の若者が「教育格差をなんとかしたい」という連帯感を強く得られるきっかけとなりました。

詳細はこちら

若き挑戦者がつくる未来

3つの事例から見えてくるのは、高校生が主体的に動くことで生まれる社会的インパクトの大きさです。各プロジェクトに共通するポイントは、

  1. 課題意識が明確夜間の安全性、地域経済の活性化、教育格差など、「どんな問題を解決したいか」がはっきりしている。

  2. 学校や地域社会との連携行政やNPO法人、地域メディアなど、周囲を巻き込むことで支援の幅が広がる。

  3. SNSやメディア活用高校生ならではの柔軟なコミュニケーション力が、より多くの支援者を呼び込む鍵になった。

  4. ゴール後も続く学びと波及効果資金調達だけが目的ではなく、成功体験やコミュニティづくりにより、新しいプロジェクトや地域の活性化へとつながっていく。

まとめ:高校生のエネルギーとクラウドファンディングが結ぶ可能性

まとめ:高校生のエネルギーとクラウドファンディングが結ぶ可能性

今回ご紹介した3つの事例は、高校生が情熱と創意工夫をもってクラウドファンディングに挑戦し、社会に貢献するプロジェクトを成功させた好例です。


夜道を明るく照らす蓄光パネルから地元の特産品開発、オンライン塾まで、そのアイデアは多岐にわたります。


彼らの共通点は、自分たちの課題意識を行動に移す力


学校の枠を超え、地域や社会と手を取り合い、結果的に多くの人々を巻き込んで成功を収めています。


若い力がクラウドファンディングを活用することで、身近な課題の解決にとどまらず、社会全体への大きな影響力を発揮できるのです。


もしあなたの身近に高校生が「こんなことに挑戦したい!」と考えているなら、彼らの熱意をぜひ後押ししてみてはいかがでしょうか? 


きっと予想以上の成果を生み出すかもしれません。若き挑戦者たちの可能性は、私たち大人が思っている以上に無限大です。

26074714.jpg

執筆者

根岸 徹

クラウドファンディングのサポート専門家。

群馬県を拠点に、地域の魅力的なプロジェクトを世に広めるお手伝いをしています。

企画からプロジェクト公開、PR、そして達成後のフォローまでを一貫して支援。

クラウドファンディングに関する実践的なノウハウや最新情報を、わかりやすく発信しています。

クラウドファンディングに挑戦したいけど、何から始めればいいかわからない…

\ まずは無料相談から /

クラウドファンディングを成功させる第一歩!

未来に向かって翔ける

「対面じゃないと相談できない?」

そんなことはありません!

オンライン対応OK!

全国どこからでも相談可能

プロジェクトのアイデア段階でも大歓迎!

まずは話してみませんか?

bottom of page